IoTの総合展示会 ~CEATEC JAPAN 2018レポート~

公開日:  最終更新日:2018/10/30

CEATEC JAPAN 2018

2018年10月16日~10月19日まで、日本最大のエレクトロニクスショーであるCEATEC JAPANが今年も幕張メッセで開幕しました。時代ともにテーマが変化するCEATEC、今年のテーマは「IoTの総合展示会」です。

IoTそしてAIの活用で、未来へのメッセージを発信

IoT&AI

IoT(Internet of Things)という言葉が世の中に出現して、もう何年にもなります。今日までにいろいろな場所、さまざまな立場から、IoTに関する講演や展示会などを通じて、ビジネスモデルについての創造が繰り広げられて来ました。そして、このIoTという言葉では物足りずIoE(Internet of Everything)という言葉まで出現。世の中はもはや、センサーをインターネットに常時繋げて人工知能(AI)で最適化を測るという図式が不動のものとなっています。

嗅覚IoTセンサー

今回の展示会では、現在のトップランナーである画像以外の分野でのセンサーの出展が増えていました。たとえば、音、味、匂いなど人間の五感にフルに対応する各種センサーが登場し、センサーの進歩を感じました。これに加え、通信手段や人口知能がいっそう進化することにより、快適で安心、安全な世の中がIoTにより実現するでしょう的なメッセージが、いたるところで感じられる展示会でした。

IoTを実現するためには・・・

シーテック2018

IoTを実現する未来の社会は、1企業だけのテクノロジーでは不可能であることが想像できる会場でした。異業種間で積極的なコラボレーションがなければ、IoTによる理想とされる社会は実現できません。

シーテック2018会場には、半導体デバイス、情報通信ネットワーク、解析技術の企業と第1次産業から第6次産業までの企業が共存しており、今までCEATECとはまったく無縁だった企業も多数出展していました。ここに出展している企業が、5年後にも活躍しているかどうか、この会場に残っているかいないかで、日本のIoT化がうまくいっているかいないかが判断できそうです。

通信の役割は重要

シーテックと可視光通信

カシケンでも既報の通り、常時接続通信のLPWAについては、今後さらに進化、細分化していく必要があると思います。なぜならIoT化を必要としている用途は多岐にわたり、通信に必要な速度も環境も一つではないからです。

有線だけでは解決できない通信網を遅延のリスクを知りながらも無線を使い、またその無線を技術の進化で遅延を最小限にする。そして、電波通信では課題があるところでは光の通信で補完しましょう、という提案が、今回のCEATEC JAPANでようやく行われるようになりました。

太陽誘電は、可視光通信を「光無線」と名称を変えて、すでに5年間提案し続けています。また、今回は「光子無線通信」と新しい名称を掲げて、新規参入の企業も登場しました。凸版印刷、電気興業、クオンタムドライブ3社で共同出展していた光子無線通信と太陽誘電の光無線は、通信の課題を埋める部分に間違いなく将来性を描いて、IoTに必要な部分として活用される用途を考えていることでしょう。これは、以前よりカシケンが描いていた可視光通信の未来予想図が、大きく外れていない証でもあります。

シーテック

2020年東京オリンピック・パラリンピックまであと2年を切りました。可視光通信技術や製品が、いよいよ世の中で活用されるときが来たという期待で一杯になった、今年のCEATEC JAPANでした。

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