ファースト×LinkRayの展示会を見学しました

公開日:  最終更新日:2018/03/20

株式会社ファースト

サイン・ディスプレイ用品製造販売の株式会社ファースト・東京八重洲ショールームにおいて、2018年3月12日(月)~15日(木)の期間、パナソニックのLinkRayと連携したソリューションが展示されました。一般のディスプレイ業界とのコラボレーションで、いよいよ可視光通信がらみの製品が一般的になる気配を感じ、さっそく取材に伺いました。

サイン・ディスプレイ用品の老舗・株式会社ファースト

株式会社ファーストは、創業50年。名古屋を拠点に、サイン・ディスプレイ・デジタルサイネージ(電子看板)など、店舗用品の製造、販売を全国展開されています。

パナソニックとは、デジタルサイネージの製造で関わりがあり、いち早くLinkRayに着目されていました。ポスターやアナログ看板などがまだまだ主流の中、新しいことに挑戦したい、世の中の動向を知りたい、というお客様に向けて、自社の東京ショールームで初めてのLinkRayセミナーを開催する運びとなりました。

LinkRay展示会

3月14日には、パナソニックシステムソリューションズジャパンの後藤麻里子氏を招き、光IDのしくみや、LinkRayのサービス概要、活用事例を紹介。ショールーム内では、様々なバリエーションのデモンストレーションを展開し、業界のプレイヤーの皆様に新たなサイン、ディスプレイの在り方を提案される場を提供されていました。

光る看板の価値を高める一歩先の提案

LinkRay展示会2

看板、ディスプレイの世界でも、最近はLEDを使ったものが主流になってきています。光を使ったものとしては、

①液晶(デジタル)サイネージ

②スポットライト

③ショーウインドウ

④LED置き看板

などが代表的ですが、今、デジタルサイネージ以外に、自らが媒体となり情報を発信できるものがありません。

LinkRay展示会3

しかし、LinkRayを導入することで、他の光る看板でもデジタルサイネージのような情報発信力を付加することが可能になります。また、LinkRayにはAR機能も追加されており、エンタテイメント性にも優れているため、単なる情報発信看板を超えた使い道が生まれそうです。

LinkRayデジタルサイネージ

ファーストでは、こうした付加価値を、ディスプレイを取り扱う企業各社に訴求したいとおっしゃいます。

アナログ看板の新たな価値

そして、LinkRayの応用はデジタルサイネージ系のディスプレイにとどまりません。実は、アナログ看板にこそ付加価値のメリットは大きいと考えられています。

たとえば、LinkRayでは、商品に当てるスポットライトに光IDを組み込み、商品にアプリを介してスマホのカメラを向けると、光IDに紐づけられた情報がクラウドからダウンロードできる、という仕掛けがあります。

LinkRay展示会4

この応用で、アナログの看板に光IDを組み込んだ照明を当てることで、看板そのものにQRコードのような機能を持たせることができます。これにより、アナログの看板でありながら、液晶ディスプレイに匹敵する情報量を発信することが可能になります。たとえば、店頭にアナログのメニュー看板を出している飲食店が、そこに光IDを組み込んだスポットライトを照らすことで、クーポンやキャンペーン情報などを提供することができるようになるというわけです。

アナログならではの素朴さと、デジタルならではの情報量を兼ね備えた、新しいディスプレイの提案をすることで、デジタル系とは全く文化や発想が異なるアナログ看板のマーケットにも、新風を吹き込みたいとのお考えでした。

課題は・・・?

とはいえ、数あるディスプレイ関連の業者に新たな提案を受け入れてもらうには、いくつか超えなければ課題があるともおっしゃいます。

一つは価格の問題。デジタルサイネージ系の業界では、価格感は比較的受け入れやすそうですが、アナログの看板の世界とは価格感にギャップがあります。費用対効果の捉え方にも関わりますが、導入コストに割高感がある現状を、どうクリアしていくかです。もう一つは、専用アプリの問題。すでにほとんどの人が保有しているアプリとの連携に期待したいところです。

ファーストSR全体_

「看板」とはコンテンツそのものであり、知りたい情報がそこにあることで意味をなします。ファーストの目指すところは、従来の看板の役割や価値をもっともっと高めることで、社会の豊かさに寄与していくこと。サイン、ディスプレイを見る立場の人の視点に立ったコンテンツの提供と、「壊れない・止まらない」、使う側にとって安心で簡単な運用を実現することを使命に、様々なアイディアを提案しています。

可視光通信技術が、この分野にも普及し、多くの人々の豊かな生活に寄与する日が一日も早くやってくることをイメージして、会場を後にしました。株式会社ファーストの皆様、貴重なお話を聞かせていただき、ありがとうございました。

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