ビッグデータ時代と可視光通信 株式会社インフォキューブLAFLA 代表取締役 田中健吾氏インタビュー【後編】 

公開日:  最終更新日:2016/04/29

高度な統計処理に基づくユーザー行動解析とO2O位置情報解析で、独創性の高いソリューション・サービスを提供する、株式会社インフォキューブLAFLA。前編では、代表取締役の田中健吾氏に、「行動解析」について、そしてビッグデータ時代におけるIoTの活用と収集データの解析・分析の重要性についてお話いただきました。後編では、行動解析の専門家である田中氏の視点から、可視光通信に期待できること、活用されるマーケット予想などについて伺いました。 IMG_0059

●可視光通信への期待は・・・

現在、私たちは一般に流通するデバイスや通信網を通じて得られるデータをサーバに集め、解析・分析を行っています。ただ、こうした一般的なデバイス、電波ではデータをとれない領域が少なからずあります。GPSなどを使わずに位置情報を取りたいところ、サーバを介さず情報共有をしたいところなど、今の無線では壁となることがあります。LEDなどを光源とする可視光通信は、こうした場所、分野での活用が期待されるのではないでしょうか。 たとえば、ビーコンでは給電の問題でしばしば不都合が生じる、地域の防災や避難誘導の指示系統に使えるかもしれません。また、観光地での活用もイメージできます。観光資源にデバイスを向けることで、ピンポイントに必要情報だけが受け取れるようなことも、センシング技術と合わせれば効果的な仕組みができそうです。クーポンの発行などはすでに実用化されているところもありますから、もう一息、利用者にとって「超便利!」なキラーアプリの登場を期待したいところです。 インフォキューブ1  

●可視光通信がもつ視光性を活かす

2020年の東京オリンピック・パラリンピックの時には、競技者の心拍数などのデータを、身に着けているウェアラブルからオンタイムで発信されるようなことも考えられているかもしれません。これをサーバを介して・・・という発想は当たり前ですが、可視光通信の視光性を活かして、スタジアムにいる人だけが知りえるスペシャルな旬の情報、として発信するのもおもしろいかもしれません。 また、病院や介護施設などは、今後ますますロボットの導入が進むでしょう。無線が難しい場所、通信設備を置けない場所などで、ロボット同士が可視光通信で情報共有をするというのは、現実的なソリューションだと思います。今後のロボット産業の成長とともに、可視光通信の活躍の場も生まれてくるのではないでしょうか。 一般的に使われている通信というインフラを通せない、通したくないもの、たとえばセキュリティ関係のIDなどは、「その光に向けないと情報を取れない」可視光通信の視光性を活かせる分野だと思います。 可視光通信については、まだまだ我々も知りたいことがたくさんあります。カシケンにはぜひ、可視光通信を現実の社会で活用できるような組み合わせやデバイスの登場について、いち早くレポートしていただけたらと、期待しています。 田中社長には、テーマが異なるためここには書きませんでしたが、行動分析についての詳細や、日本のITリテラシーに関わる懸念など、非常に興味深いお話を聞かせていただきました。カシケンへの期待が込められたエールもいただき、身が引き締まる思いです。 インフォキューブ2 ビッグデータの扱いにも企業姿勢が問われます。インフォキューブLAFLAが提供する高度な解析ソリューションを、生産性の向上のために多くの企業が活用されることを期待します。田中社長、貴重なお話をどうもありがとうございました。 ビッグデータ時代と可視光通信 株式会社インフォキューブLAFLA 代表取締役 田中健吾氏インタビュー【前編】

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