公開日: 最終更新日:2018/10/15

e-messe kanazawa 2015 (第30回いしかわ情報システムフェア)に可視光通信初登場!

2015年5月14日から16日までの3日間にわたり、石川県金沢市の石川県産業展示館において、「e-messe kanazawa 2015(第30回いしかわ情報システムフェア)」が開催されました。この展示会では、可視光通信技術も披露され、連日多くの来場者がブースを訪れました。

「夢のカタチにICTがつなぐ未来の世界」

今年で30回目の開催、日本海側最大のICT総合展示会に成長したe-messe kanazawa 2015は、「夢のカタチにICTがつなぐ未来の世界」をテーマに、67社・団体から100ブースが出展。ICTを活用した最新の製品が並びました。 景気が回復基調にあり、企業の設備投資意欲が高まっていること、2015年3月には北陸新幹線も開業して首都圏とのアクセスも向上したことから、会期中、約5万人が来場。各社ブースでは活発な商談が繰り広げられ、セミナーや企業プレゼンコーナーでは、ICTの最先端の情報を積極的に収集する来場者の姿が見られ、熱気あふれる展示会となりました。 2020年開催の東京オリンピック・パラリンピックに向けて、文化や言葉が異なる国々の方とのコミュニケーションで、ICTの活用が大きな役割を果たすと期待されています。社会のあらゆる場面で高い効果が期待される、ICTの最先端情報や製品が披露された今回の展示会では、クラウドコンピューティングやスマートモバイル端末の活用のみならず、スマートソサエティの新たな形の提案もありました。 一般社団法人 石川県情報システム工業会(ISA)は、推進する「4Kスマートネットワークシティ構想」の解説と、実現される予定の自治体型スマートソサエティを、最新コンテンツで紹介しました。また、NHK朝の連続テレビ小説「まれ」の舞台、能登を擁する石川県だけに、NHKブースでは「まれ」の登場人物のパネル展示に加え、2016年に試験放送が開始される8K映像を実際に見られるコーナーも設置。来場者の注目を集めていました。

 初お目見えの可視光通信

DSC_0018 そんなeメッセ金沢2015で、日本海側の人たちに初お目見えした可視光通信。 実は、「目で見える光で通信を行う可視光通信の未来とは」をテーマに、カシケン運営人である筆者がセミナーを行いました。 約30分のセミナーでは、
・可視光通信の基本的な仕組み
・可視光通信を使った実例
・将来的市場規模 などを説明。
現在の無線環境などではクリアできない課題の解決に、可視光通信がその特性を活かして役に立つのではないかという提案をしました。可視光通信という言葉や、その通信技術について初めて触れる方々が多く、非常に強い興味、関心を持ってセミナーに参加されていたのが印象的でした。 可視光通信の技術については、加賀電子ブースにおいて簡単なデモンストレーションを行いました。おそらく日本海側では初めて一般に披露されたであろう、可視光通信のデモンストレーションは、展示会場でも大きなインパクトがありました。 DSC_0078
次回は、e-messe kanazawa 2015ではじめて可視光通信に触れた方々の声をお伝えします。

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