LED JAPAN 2016レポート

公開日:  最終更新日:2018/10/15

モノとモノをインターネットでつなぐ”IoT” が加速度的に進む中で、不可欠な要素として注目が集まる通信技術の「光技術」。その光技術の総合プラットホームを標榜する「All about Photonics2016」が、2016.9.14(水)−9.16(金)の3日間、パシフィコ横浜で開催されました。最新の光技術が「InterOpto」「BioOpto Japan」「LaserTech」「LED JAPAN」4つの切り口で披露され、出店ブースではアプリケーション開発に携わる設計者向けのプレゼンテーションが積極的に展開されていました。カシケンでは、「LED JAPAN 2016」に出展された可視光通信技術について、レポートします。

LED JAPAN 2016

Luciが提案する間接照明空間での可視光通信

今回のLED JAPANでは、狭小スペース向けLED照明器具の専門メーカーLuci(株式会社ルーチ)が、間接照明空間における可視光通信を提案していました。

株式会社ルーチブース

Luci可視光通信

LuciのLED照明は、曲げて形状を変えられるのが特長で、アパレルなどの物販や、ホテル、飲食店などでの間接照明や、工場、病院などへの納入実績があります。LED JAPANでは、このLED照明に、点滅信号を送るユニットを組み込むことで、可視光通信を可能にする技術を発表していました。

Luci可視光通信シーン

スマホやタブレットに専用アプリを入れて、付属カメラで情報を受けとる方式で、比較的容易にシステムを導入できる点を強調していました。現在、バス停のLED照明を利用して、路線図やバスの走行位置を配信するサービスや、商業施設やホテルが避難用LED照明から避難経路図を配信するなど、具体的なサービスを想定したシステム開発を提案しているそうです。

昨年度に比べると、展示はややさびしいものがありましたが、すでに可視光通信は製品化の段階に入っており、今後、LED看板などの照明を見たら、スマホをかざして何らかの情報を受け取るという行為が当たり前の時代になるのも目前のように思えます。今は、それぞれの企業が提供するサービスには専用のアプリが必要ですが、たとえば観光情報、交通情報など、公共性が高いサービスに関しては、デフォルトで利用できるような仕組みが出てくることを、利用者の立場としては望みたいところです。

 

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