浜松から未来へ! PHOTON FAIR 2018 浜松ホトニクス総合展示会

公開日:  最終更新日:2018/11/08

PHOTON FAIR 2018

やらまいかの街、浜松。この街を「光の尖端都市」にしようと、浜松ホトニクス株式会社が“熱い”展示会を開催しましたので、さっそく見学に行ってまいりました。その内容は・・・?

光の未来は明るい

PHOTON FAIR(フォトンフェア)は、浜松ホトニクスが主催する5 年に一度の総合展示会です。自動車、暮らし、健康・医療、モノづくり、環境、学術研究の6つのブースに分かれて、光の未来を提案する今回の展示会。講演会やセミナーも開催された浜松駅前の会場は、多くの人が集まり熱気に満ち溢れていました。

フォトンフェア展示会場最新の技術・製品や将来ビジョンの展示を通じ、光技術の多様な可能性を感じてもらおうという、企業の心意気が伝わってきました。

フォトンフェア講演

フォトンフェア

 

光の尖端都市浜松。
光産業の将来を逆ピラミッドに例えると、最上位にはサービスが描かれ、次にシステム、モジュール、光デバイスと続きます。そのボトムに位置するのは、浜松発祥の浜松ホトニクスであるとの自負の下、光産業の将来性を見据えての自信が感じられました。

例えば、自動車の自動運転やEV車に使われるリチウムイオンバッテリー。この検査装置は光が鍵を握りますが、浜松ホトニクスはこの分野のデバイスを意欲的に開発しています。また、医療分野では癌や認知症の早期発見が期待できる光デバイスにも力を入れており、自社で「浜松PET診断センター」を運営し、近隣の医大と協力して研究を進めているそうです。

光の尖端都市浜松

フォトダイオードの実態

今回の展示会では利用用途別にブースが設けられ、「通信」というテーマでの展示ではありませんでした。しかし、各ブースではレーザーにおける通信デバイスの展示がありましたし、可視光通信に関してはというと、説明員からは「LiFi」という言葉が聞かれ、水面下で事業として考えているのでは?との雰囲気を聞き出すことができました。

フォトンフェア展示会場

浜松ホトニクスといえば、フォトダイオード(PD)です。創業以来、光電変換で成長してきた会社で、現在は波長によるPDを作っています。そして、受光感度を上げるアバランシェフォトダイオード(APD)に関しても、赤外線に関しては手が届く価格にまで迫って来ています。ゴルフなどで使われる距離計が、それです。このADPを使用すれば、LEDを使った無線通信でも高スループットの通信が可能となります。可視光との組み合わせでの展示は見られませんでしたが、ブースでは自動車などに使われるために800nm以上の波長を受信できるデバイスが展示してあり、期待が持てました。

浜松テレビ株式会社

1953年、光技術と産業を結び付けることを理念に「浜松テレビ株式会社」として設立された浜松ホトニクス。その原点ともなった、ブラウン管に絵を映し出す実験の歴史も展示されていました。浜松テレビの創立者である堀内平八郎氏は、テレビジョンの生みの親として知られる高柳健次郎博士に師事し、高柳氏に学んだ光技術の研究を形にすることに注力しました。

光でよりよい環境を創造する長い歴史を歩んできた、トップランナーの浜松ホトニクスが、今最も目を向けている分野が自動車、そして健康・医療です。高齢化社会と自動車社会の融合、健康寿命を伸ばして医療費を軽減するための病気の早期発見環境、いずれも今後の日本の大きなテーマです。それらの装置に付随する通信も当然大事なファクターであり、ぜひここにも力を入れて欲しいと感じた展示会でした。いずれにしても光のトップメーカーの浜松ホトニクスの躍進は、今後も注目していきたいと思います。

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