可視光通信の原理の前に、知っておきたい通信のこと

公開日:  最終更新日:2016/04/28

  用語集タイトルバナー 可視光通信の原理を知るために、まず光と通信、そして光を使った通信について解説します。「光」についての解説は、「可視光通信とは何か? 『光』について」をご覧ください。

のろしはデジタル通信?

kashiken_img_00211 情報化社会の中、有線・無線の電気通信が主流の今、ICTがなくてはならない通信手段となっています。通信=コンピュータ、通信=デジタル、通信=電気的…そんなイメージを持つ方もいらっしゃるかもしれません。しかし、手紙などの郵便や、時代を遡って「鏡で時を知らせる」ことも通信手段の一つです。「情報を伝える」ために、様々な手法が工夫されてきました 大昔の通信手段の代表格が「狼煙(のろし)」。物を燃やして煙を出すことで、遠い場所まで高速に情報を伝えることができますした。さらに何を燃やすかで煙の色を変えられるため、煙の色の組み合わせや燃やす順序、長さなどの工夫で、様々な意図を伝えていたようです。 ところでこの「のろし」、意外なことに「デジタル通信」であることにお気付きでしょうか?いかにも「アナログ」な通信手段に見えるのろしですが、実は「燃えている」か「燃えていないか」で通信しています。つまり「0」か「1」かで表現しているわけで、のろしはまさに「デジタル通信」と呼べる手段なのです。しかも、夜は火の「光」を利用しており、こちらも最古の「光通信」と言ってよいかもしれません。「モールス信号」も、2種類の符号(「ツー」「トン」)を組み合わせて行われますので、デジタル通信と言ってよいでしょう。

「アナログ通信」と「デジタル通信」の違いとは?

では、「アナログ通信」と「デジタル通信」の違いとは何か? 簡単に言えば、アナログ通信は「情報を変換せずにそのまま伝える」こと。一方、デジタル通信は「情報を『0』と『1』の組み合わせで伝える」ことです。 1800年代後半にベルが発明した最初の電話は、「音声の波形」をそのまま相手に伝えたもので「アナログ通信」です。データは重く、ノイズの影響を受けやすくて、雑音や混信が避けられません。これはアナログ通信の特徴でもあり、難点でもあります。 kashiken_img_00271 一方、現代の携帯電話やインターネット電話は、「デジタル通信」です。音声を圧縮して「0」と「1」に変換したパケットをコード化して送信、受信側がデコード(元に戻す)します。デジタル通信は、データを「0」と「1」の組み合わせで送受信しますから、ノイズが発生しても受信側で元のデータに戻すことができるの特徴です。データとしても軽いため、通信手段としてはデジタル通信の方が使い勝手がよいわけです。 kashiken_img_00187

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