可視光通信のID~可視光通信・IoT旬なワード~

公開日:  最終更新日:2016/04/29

用語集タイトルバナー 可視光通信のID通信にはどのような可能性があり、どのような利点があるのかを考えてみます。 IDとは、indentification の略。その人がその人であることを識別する符号とかコードとか番号とでもいえばよいでしょうか。可視光通信の場合も、これはその人かどうか?またその人がどこにいるかを認識して使われるケースがあります。たとえば、本人検索や確認をする場合は、違う人を検索したり確認したのでは役に立ちません。そこで、可視光通信にもIDをつけて通信するという考えがあります。こうした可視光通信に付与されるIDについて、現在は一般的な名称がありません。 東芝では「可視光ID」、パナソニックは「光ID」、カシオは単に「IDコード」、富士通は「ID情報を付与する技術」とさまざまな言葉で表現しています。可視光通信には、データ通信とID通信の2種類が考えられます。データ通信では大容量のデータがどのくらいの距離を通信できるかの研究が盛んです。たとえば4Kハイビジョンのデータがどのくらいの距離を転送することが可能になったかなどです。当然光源(送信側)も大きなLEDモジュールになりますし、受信側も高性能なフォトダイオードになります。それに対してID通信の使い方の基本は識別することです。IDですから軽い(小容量)のデータを送るわけです。重要なのは、瞬時に送信されたIDが認識されること。 この可視光通信でのID通信によって、可視光空間内で1対1もしくは1対N、はたまたN対1の軽い容量のデータ通信ができます。スマホなどに受信器がついていたりカメラのイメージセンサで受信できたりするのなら、その先をクラウドに飛ばしてもう少し詳しい情報(もう少し重いデータ)を取りに行くことで、とても便利なことができるのです。可視光通信の良いところは「見える光(可視光)」での通信であり、自分で取りたい時にだけ情報を取りに行くことができる点です。このことを利用して、大型ショッピングモールのどこで何を販売しているか、駐車場の位置検索、博物館のガイドだや介護機器への応用など、いろいろな企業がアイディアを模索中です。エンターテイメントも必ずあるでしょうし、私たちのすぐ近くまで可視光通信の技術は来ているのです。

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