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「可視光通信研究倶楽部」は、「可視光通信」に関するメディアサイトです。新しい通信手段である「可視光通信」の可能性について2014年のサイト開設当初から業界のパイオニアとして調査、研究、情報発信を行っています。
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メディア取材履歴
日経産業流通新聞、電子デバイス産業新聞、BAY FM 他
講演履歴
LED照明推進協議会、一般社団法人可視光通信協会主催カンファレンス、e-messe kanazawa、徳島ビジネスチャレンジメッセ 他
可視光通信の基礎知識
可視光通信とは
LED光源の明滅にデジタル信号を乗せて送信し、受信した光を電気信号に変える通信技術
- 電波との違い
- 光の特性である直進性、指向性と障害物に遮断されると通信が途絶えてしまうこと
2つのLED通信 ~赤外線通信との違い~
人の目に見えるということは、その情報がどこから発信されているか、発信源や通信範囲が分かるということ。受信側は、発信元の光を受けることで情報を入手できる。
可視光通信の受信方法
受信方法としては、画像などを受信する高速なフォトダイオードとIDなどをカメラで受信する低速なイメージセンサがあります。
大容量のデータを高速に通信したい用途にはフォトダイオード。
低用量でも複数の受信を行いたい用途にはイメージセンサーが適しているといえます。
電波が抱える課題
無線通信は現在 電波が主流です。
しかし、 電波が抱える課題は意外と多いのです。
電波干渉の課題
・機器から出るノイズによる精密機器への影響
・電波によって機器の誤作動を起こしてしまう電波干渉の課題
水中では電波が通らない
通信の指向性が取りづらい為、情報漏洩リスクあり
狭小空間では電波が通りにくい
電波法などの免許が必要
LED無線通信のご利用用途
受信方法としては、画像などを受信する高速なフォトダイオードとIDなどをカメラで受信する低速なイメージセンサがあります。
- ID
- スマートフォン等のカメラでLEDにのせたID情報を受信します。IDの利用用途としては屋内測位検索、商品説明、セキュリティ認証分野など。URLの利用用途としてはクラウドを使っての詳細情報提供。博物館、美術館などに。
- 照明無線LAN
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LED照明が照らす範囲でインターネット接続を可能にします。光の特性上セキュアな通信が可能です。
また、工場など電磁波ノイズの影響による通信障害がある環境。サーバールーム、病院など精密機器がある場所での無線通信用途に。
- loT
- 電波を必要とせず、かつセキュアにデータを確実に送受信できます。電波通信が使えないエリアから電波通信を使えるエリアへの橋渡し。電波干渉を避けたい場所、トンネルなどの狭小空間や水中など電波通信ができない場所でのご利用に。
- インフラ
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基幹通信網を繋ぐ中継回線(バックホール)の無線化に利用できます。
ビル間通信、車々間通信、エレベーター内での通信など。
既存環境に短期間・簡易に通信網を増設することが可能となります。