可視光・可視光通信とは?
可視光通信は、無線通信方法のひとつです。
「可視光」という、人間の目に見える光を使った無線通信方法。最新の無線通信方法として、2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けても注目されている通信技術です。
これまでの無線通信方法には、電波や赤外線を利用した通信方法がありましたが、人体への影響やセキュリティ面などの課題を抱えていました。可視光通信は、それらの課題をクリアし、安全で低コストの通信環境を実現することができます。
可視光通信は、LED照明の光の点滅などを利用して通信を行います。具体的には以下のような利用方法が考えられます。
- アミューズメントパークで、光の点滅を利用して、パーク内の情報を送受信する
- 交通信号機の光から、交通情報を送受信する
- 公共施設の照明の光から、音楽情報を送受信する
可視光通信は、次世代の通信方法としての注目度が高く、今後、私たちの生活環境の中に、可視光通信を使ったサービスが登場してくることが期待されています。