OWC2014,IEEE Globecom2014での可視光通信【Vol.2】

公開日:  最終更新日:2016/04/29

世界各国の可視光通信の研究発表

可視光通信協会第2回交流会において、OWC2014での世界各国での様々な可視光通信の研究発表を、一般社団法人可視光通信協会(VLCA)の春山会長が肌で感じられて来た内容についてのご報告がありました。

Vol.1では総括を、そして今回は、その中で興味深い研究発表のいくつかをお伝えします。IMG_4610

その発表内容とは

・Asank Numanpriya and Siu-Wai Ho(University ob South Australia):Chung Shue Chen(Alcatel-Lucent Bell Labs,France)による 「天井において異なる方向に向けた5個のフォトダイオードによるMIMOの受信性能の検討

・木下雅之氏、山里敬也氏、岡田啓氏、藤井俊彰氏(名古屋大):荒井伸太郎氏(香川高専):圓道知博氏(長岡技科大)による 「送信機がLED信号機あるいは自動車のLEDランプ受信機が車上のカメラや交通信号機に取り付けられたカメラの様々なケースで自動車が移動する時のチャンネルモデルの検討」

・Anaghostis Tsiatmas(Eindhoven University of Technology and Philips Research The Netherlands):Frans MJ Willems(Technical University Eindhoven,The Netherlands):Stan Baggen(Philips,The Netherlands)による 「複数の光源からの送信信号を1個の受信センサーで受信する時のMRC(Maximum Ratio  Combining)などの検討。

・Micheal Faulwasser(Fraunhofer Institute for Photonic Microsystem & Dresden University of Technology,Germany),Frank Deicke,Tobias Schneider(Fraunhofer Institute for Photonic Microsystem,Germany)による 「ドッキングシステムにおける近距離レーザー通信においての、10Gbpsの性能実現)」ワイアレス充電器にスマートフォンを置くとき、その間で10Gbpsの高速通信が実現できました。これは、IrDAでの1G,2Gbpsの通信に比べ性能アップを実現できたという発表。

・Stefan Schmid(ETH Zurich & Disney Research,Switzerland):Daniel D.Schwyn(ETH Zurich,Switzerland):Kaan Aksit ,Giorgio Corbellini and Stefan Mangold(Disney Research,Zurich,Switzerland):Thomas R Gross(ETH Zurich,Switzerland)による 「スマートフォンのイヤフォンジャックをもちいて、可視光送信用LEDと可視光受信用フォトダイオードをそれぞれ音声入力と出力に変換して音声信号処理により可視光送受信モジュールを実現した。」

・Ayman Mostafa and Lutz Lampe(University of British Columbia,Canada)による 「LED照明からデータ送信をするときに正規の受信者以外に盗聴者がいる場合、複数のジャミング信号を出すLED照明を用いることにより、正規の受信者には正しく受信し、盗聴者には情報を受け取れないようにする方式の提案 IMG_4611 以上様々な研究発表の報告がありました。

かなり難解なものもあればシミュレーションだけでまだまだ研究が続くものもあります。
可視光通信関連の研究成果が、今後の私たちの生活に入って来ることを楽しみに待ちましょう。

次回は、「中国における可視光通信を探る」をお伝えします。    

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