公開日: 最終更新日:2018/10/15

ウェアラブルと可視光通信の関係 ~可視光通信・IoT旬なワード~

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IoT(Internet of Things)関連で、その存在が無視できないウェアラブルデバイス。この先、ウェアラブルデバイスはどう差別化され、どのような顧客層をターゲットに、勝ち抜いていくのでしょうか?

ウェアラブルデバイスは第二段階はファッション性

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仕組みやインフラ、スペックだけでは、なかなか浸透していきません。この先ウェアラブルデバイスはどこにいくのでしょうか?

2015年の早々に Apple WATCHが発売。ウェアラブルデバイスは、スペックを追求する第一段階を終了しました。機能はどれもたいして変わらない状態です。現在はファッション性を追求する第二段階に入りました。Google Glassでのファッションショー、Apple WATCHでのパリコレ、Ralph Laurenのウェアラブル参入、IntelとBARNEYS NEW YORKがタッグを組みウェアラブルデバイスを開発、などの動きが話題になっています。顧客が身に着けたいと思うデザインを、機能以外の直感的な興味に呼びかけて普及を狙うという発想です。必ずしも機能的な面を主に考えず、「かわいい! かっこいい!」から入ってくる層を狙っているのです。

テクノロジーも、こうしたターゲット層に働きかけなければいけない時期に来ています。スマートグラスやスマートウォッチなどは、身に着けることによって生活のクオリティを革新するデバイス=ウェアラブルデバイスです。とはいえ、これらのスマートグラスやスマートウォッチなどで、ずっとFacebookを見るには限界があります。ちゃんとした情報は、スマートフォンやタブレット、PCで見るでしょう。 ウェアラブルデバイスは、行動センサーや環境センサーなどが付いており、行動ログや環境データを常時受信、必要に応じて発信するデバイスです。発信する際には、必ず何らかの無線通信が必要になります。

実は、この「必要に応じて」のキーワードに、可視光通信が最適なのです。情報を発信する先には、サイネージのように情報を表示(アウトプット)する装置が必要です。そして、それらのアウトプット装置はサイネージ以外にも、IoTというあらゆるものに繋がる世の中が現実になる時代がすぐそこまで来ているのです。

2015年は、IoTになるだろうという前提のもとにウェアラブルを描き、デバイスを開発する動きがより活発になることでしょう。

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