JPC設立10周年記念講演会&祝賀会
2009年10月27日に設立された日本の光技術のトップレベルの人材が集う特定非営利法人日本フォトニクス協議会(JPC)。そのJPCの10周年記念公演および祝賀会が2020年1月28日に盛大に行われました。可視光通信協会も2018年6月より分科会として同協議会に入会して現在活動をしています。
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我が国を代表する光の技術者による興味深い講演の数々
当日は、生憎の悪天候にもかかわらず東京理科大森戸記念館は80人ほどの参加者で埋め尽くされました。JPC理事長である羽鳥光俊東京大学名誉教授より開会の挨拶を皮切りに、藤嶋昭氏(東京理科大学前学長)による「光触媒の最新研究状況」次に荒川泰彦氏(東京大学ナノ量子情報エレクトロニクス研究機構特任教授)による「量子トットレーザーの今後の展開」3番目に谷田貝豊彦氏(JPC副理事長・宇都宮大学オプティクス教育研究センター特任教授)による「シングルレンズ顕微鏡–レーヴェンフックからiPhoneまで–」の3講演が行われ、どれも興味深い話で参加者の皆さんは熱心に講演を聞かれていました。最後に山本和久氏(JPC関西副支部長・大阪大学レーザー科学研究所教授)による閉会の挨拶で我が国を代表する先生の講演は終了しました。
JPC理事長、羽鳥光俊東京大学名誉教授のNEC「C&C賞」受賞の慶びと共に行われた
10周年記念祝賀会
会場を変えて神楽坂の途中のこじんまりした佇まいのアグネスホテル東京アグネスホールで記念祝賀会が行われました。会場では光産業に携わる参加者達の顔、顔、顔。みなさんJPCの今までの10年を懐かしみながら、そして10年いや20年先の未来のJPCの発展を語りながらの楽しい懇談が行われました。そして最後にデジタル放送やインターネット、SNS等における画像、映像の高効率の符号化伝送技術の研究開発および普及に長年貢献されたことを評価され2019年にNEC「C&C賞」受賞した羽鳥光俊東大名誉教授のお祝いを行い滞りなく閉会しました。
光技術の発展のために様々な活動を行うJPC
日本フォトニクス協議会(JPC)は、可視光通信分科会をはじめ、先進フォトニクス技術研究会、知財戦略専門部会、産業用LED応用研究会、JPC関西支部など様々な活動を行い日本の有する世界トップレベルの光技術のビジネス化や産学連携の場として今後も活動していきますのでご興味のなる方はぜひ門を叩いて下さい。http://j-photonics.org
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